シナリオライターの私のnoteや小説の書き方
私の依頼は、YouTubeの脚本が圧倒的に多いです。
そして、参考資料やURLを渡され、それを参考に執筆します。
そこからさらにリサーチし、内容を充実させ、必要の無い箇所は省き、2〜3回チェックしてから納品しています。
そんな私は小説やnoteもさぞや構成をねっているのだろあなあ、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
書きながら内容を考えています。
たとえばこのnoteも今まさにフリック入力しながら書いています。
小説も、たとえば私の大のお気に入りの分裂時計も書きながら考えました。
https://tapnovel.com/stories/19774
当時は酸っぱいファミリー(某アニメのもじりです)というタイトルで一家全員が何かしら秘密を抱えている話を書くつもりでしたが、良い意味で脱線しました。
そんなにつらつら書けるならさぞやインプットをしていると思うかもしれません。
ところが私は小説はほとんど読みません。映画も、テレビも、noteも、自分が一度書いた作品も。
アウトプットのみで動いています。
ここで言いたいのは、アウトプットが重要という事ではないです。
インプットも負けずに重要なのです。
ライターの仕事は、依頼の度に新たな情報をインプットし、アウトプットしていくものです。
しかし十分にインプットされた物は、自他共に出来が良いと認めています。
たとえば私は世界史が得意なのですが、第一次世界大戦を書いた物は賞賛されました。
アウトプットが99%なんて本もありますが、あなたはそんなにアウトプット出来る自信がありますか?
私が読んだ本には講演を開くこともおすすめしていました。
どこかで講演を開いて学びを活かす…そんな覚悟がありますか?
アウトプットとは要するに行動に移すことで、コミュニケーションの本を読んでも実際にコミュニケーションに移さなければなりません。
しかしわざわざコミュニケーションの本が出ていて、しかもそれが高評価なら真似をする価値はあります。
そこで私はインプットとアウトプットは各々をバランス良く取るべきだと思います。
私はアウトプットに偏っており、インプットが微塵も足りていません。
SF小説を書いているのにSF知識は皆無です。
無論勉強しなければなりません。
私より優れた物書きはいくらでもいますが、その物書き達はインプットを怠っておりません。
そこでインプットに偏っている人はアウトプットに、アウトプットに偏っている人はインプットに目を向けることをおすすめします。
つまり、私が言いたいのはこうです。
創作論に惑わされてる…そんな方に一言。